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へんしゅうちょの楽天日記

へんしゅうちょの楽天日記

痴漢捕り物帳…(5)



Title:つかまった犯人の話。「Hey!パトカー!!」






へんしゅうちょがタイホした、痴漢犯の手口…


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

チャリで追い抜きざま、

女の子のムネを

むんず とつかみ、

逃走。。。



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄












…。





それって、なにがいいんだ?(いまだによくわからん…(-_-;))



この犯人。こんな行為を、もうすでに何度も行ってたらしいです。

しかも。その女の子(今回の被害者)だけに、ねらいをつけて…。




狙われる彼女の方も、いい加減ハラに据えかねて、









「…次にあったら、ぜったい捕まえて(もらおう)」


思ってたそうです…。

…。(だからって、オレを選ばなくても…(T_T))




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もう20年も前のことだから、ちょっと話してもいいよね。

(今ごろ"ちょっと"じゃないっしょ…(-_-;)4日も連続で書いといて…。)







…実は、この犯人、




「無罪放免」




になったんです。

なぜか?





実は…。




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 ホシは、16歳。



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だったからなのです…。




(以下、おまわりさんから聞いた話です。)

 犯人は未成年だった。(しかもへんしゅうちょよりも年下!)

 初犯である。

 大変反省している。

 厳重注意した上で『不起訴』という形にして釈放したい。






ただし…。




被害者(女の子ね。)または 身柄拘束者(へんしゅうちょ)の
どちらか一方でも

「刑事事件として立件して欲しい」

と願うのであれば、起訴は可能である。


ってことだった。





この話に、被害者の女性も「不起訴」の方向で了承したらしい。


へんしゅうちょがこれ以上固執したら、










『感謝状』と『金一封』セット




が欲しくてケーサツ署に出頭してきたのがバレバレなので、

断腸の思いで 快く『不起訴』を了承した。










…へんしゅうちょ、無駄働き。



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あ、この人(犯人ちゃん。年下だから『ちゃん』呼ばわり。(^^ゞ)は、

後日、花屋さんに来てくれたよ。






花屋の前を通り過ぎながら、へんしゅうちょとおやっさんのこと、



ギロッとにらみつけて


去っていきました。 












…。






お前、シャバの空気吸えてるの、



誰のおかげやと思ってんねん!!
 凸(`Д´メ)




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◆ Hey!パトカー!! ◆




へんしゅうちょ、この日、

(多分)最初で最後の

体験をしてきたんです!!



それは…






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パトカーで家まで送迎♪



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ケーサツ官にパトカーを運転させて、


自宅前に横付け。






税金の無駄遣い…



なんだか、とっても偉くなった気分。




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家に着くまで、黙って車に乗ってるのも、芸がない。

かと言って、あまり変なことをして、


ケーサツへUターン


なんてことになっても困るし…。













他にすることがなかった、若き日のへんしゅうちょ。

運転席のおまわりさんに質問攻めしてました。




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「あのね。たとえばですよ。今、目の前を"強盗犯"の乗った車が

通りすぎたとしたら、当然、追っかけますよね?」




「そりゃ、そうですね。あ、でも、山口さんには降りていただか

ないといけなくなります
ね~。」




「ええ~?だって、帰れないですよ。置いていかれたら…。

代わりのパトカーとか、呼んでもらえるんですかね?」
(←すでにパトカーの意味を理解していない…。)




「いやぁ。。。まぁ、やれるだけのことは、やってみますけど…(^^ゞ」




あ、そうだ…。



「もしも、もしもですよ?今このパトカーを、猛スピードで

追い抜いていくスピード違反の車がいたら、やっぱり追いかけるんですか?」




「え?う~ん。これは実際に起こってみないと…。(^^ゞ」




…要は、へんしゅうちょを自宅に送り届けるという任務は、どれくらい

重たい任務なのか
を、くらべてみたかったワケである。






公式に書くと、このようになる。










スピード違反へんしゅうちょを送迎強盗犯追跡




こんな感じである。







ふん。まぁ、いいだろ。( ̄^ ̄) ←高飛車




………




そうこうしているうちに、自宅が近づいてきた。もう降りなきゃ…。




あ、そうだ!




「おまわりさん!お願いがあるんですけど…」




「はい?なんでしょう?」




「上のカンテラ、回してもらえませんか?」




「い、いやぁ…。それは…。(-_-;)」




ちぇ。やっぱりダメか…。いい"思い出"になると思ったのに…。

これだから公務員は面白くなくっていけないよ…。




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しかし、黒いナイロン張りの座席、ものすごく乗り心地が悪かった。

理由はどうあれ、もう二度と、乗りたくないね…。



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(了)

これで、5日間引っ張りまくった『痴漢捕り物帳』はこれでおしまい。(^^ゞ

お付き合いいただき、ありがとうございました。(^^ゞ







 
 


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